右の鼻孔から入った香りと
左の鼻孔から入った香りは感じ方が違う!
それだけじゃないんです!
香りと脳の関係って凄くて
「瞬時で長い」脳との関係をお伝えします
1970年頃の実験で
右脳と左脳が分離した人の協力のもと
右の鼻孔と右脳、左の鼻孔と左脳の関係を調べることがありました
右脳は感覚脳
左脳は言語脳と言われますが
結果はその通りで
左の鼻孔に差し出された香りは名前が言えるのに対し
右の鼻孔差し出された香りは名前を言えなかったそうです
それだけでなく
右脳は香りによって
幸福感を感じるなど感情的に反応したので
右脳の方が
幸福感など感情・想像・快楽のような機能に
深く関わっていることが分かったそうです
「香りを嗅ぐことで
幸福感を得ることが出来る」
という証にもなったような実験結果ですね🌟
香り療法は
心に影響を与えることの証とも言えます💗
左の鼻孔から入った香りは左脳を
右の鼻孔から入った香りは右脳を
刺激するということも分かったそうです
普通は右半身の刺激は左脳へ
左半身の刺激は右脳へ伝わるのですが
香りは実験結果でも分かったように
右の鼻孔からの香りは右脳を刺激します
右の鼻孔からは右脳へ
左の鼻孔からは左脳へと伝わるんです!
アロマ精油をお持ちでしたら
片方の鼻孔をふさいで香りを嗅いで
それぞれの感じ方を体験してみてください♪
きっと感じ方の違いを
実感していただけると思います (*^–^*)
香りを認識するときの脳は本当に凄いんです!
香りの伝達速度はかなり早くて
痛覚に対する脳の反応は0.9秒に対して
臭覚の香りを認識するのは0.15秒!
なので香りを嗅ぐと
一瞬で好き嫌いという感情や
瞬時に記憶が蘇ったりするんですね~
ふだん外界から受ける情報は
視覚によるものが多いけれど
その記憶は長続きはしませんよね
事件現場の証人に
どんな服を着ていたか尋ねると
黒っぽいとか青っぽいとか
曖昧な表現で答える方が多いそうです
ですが香りの記憶は
本当に長い間消えずに残り
同じ香りを嗅ぐと
好き嫌いなどの印象だけでなく
その時の感情や周りの風景まで思い出したりします
奇跡的な事例ですが
自己に遭い3ヶ月も昏睡状態にあった方が
ミントが好きだったことから
ペパーミントの香りを嗅がせたら意識を取り戻したというのです
香りと記憶の結びつきと
ペパーミントの脳を刺激する作用の
相乗効果が働いたのかもしれませんね (^_-)-☆
ふだんは好きな香りを
何気なく取り入れていますが
心にも頭にもカラダにも
瞬時に何かしらの影響を受け取っているんです
不快な香りは
不快な記憶を呼び起こすので
ぜひ良い香りや好きな香りで
過去も未来も良いことを引き寄せてくださいね~
わたしはバラが好きなので
時々ローズの精油で贅沢な時間を過ごしています