お茶作りってなんて
大変なことの方が多いの?
なんでもそうかもしれませんが。。。
美味しいお茶をつくるには
時間と手間ばかりでなく
手をかけ思いをかけ心配って
やっと美味しいお茶になるんですね♪
以前に
すぎなを採りにこのお茶畑に
行かせてもらった時のことです
お友達のお母さんは
ひとり何度もここに来ては
葛や蔦など絡まった蔓を
お茶の木からはがし草取りをして
ひとりでずーっと管理して来たと
話してくださってました
そんなことを聞いてはいたものの
放置するとどんなに大変なことになっているか😰
友人の妹さんが
お茶畑に肥料をやりに行くというので
ひとりでは大変だろうから
お手伝いをしたいと思ったし
すぎなを摘みに行って
素敵な景色が忘れられず
星野村にまた行きたいと思ったので
ご一緒させていただきました♪
今は
お茶の花咲く時期でした
再びやって来てお茶畑を見て
胸を突くほどびっくりしたんです
お茶摘みから5か月
きっとそれ以来足を運んでいなかったのでしょう
お茶の木がどこにあるのか
まったくわからないほどに
蔦や葛で覆いつくされていました
お茶の木が無いところには
セイタカアワダチソウがびっしり!!
あ~
わたしがダメな奴だー
とは思ったもののマスクも無いし。。。
様子が分かったので
2日に分けて出来るだけの蔓を取り除き
ひとまず出来るところを
出来るだけ肥料をまいて帰って来ました
手前の緑がお茶の木です
本当はその先にも
お茶の木がずらりと並んでいるんです
お茶の木が姿を現すと
白くて凛とした美しい花が
たくさん咲いていました
お茶の花って下を向いて咲くんですね
雨も降ていたので
なかなかうまく撮れなかったけど
蕾がうっすらと
ピンクに色づいて可憐でした
4月にすぎなを摘みに行ったときは
雑草などほぼ無くお茶畑が一目で分かりました
それが今回は
どこからお茶畑に立ち入ったら良いかも
わからないほどに雑草ぼうぼうの伸び放題
すごかったー
お母さまはこれを
これまでおひとりで?
病氣のカラダではどんなに
お疲れになられたことでしょう!
すぎなを摘んだ日のお母さまは
庭にあるいろんな植物を抜いては
処分したりわたしに持たせたりされました
そしてぽつりと
『これが最後で来年はここには来きらんかもしれん』
そう言われて寂しそうに笑ってらした
わたしは『元氣にまた来ましょうよ♪』
そう言ってお母さまの意図を
感じないふりをしてしまいました
でも
その4か月後に
以前から患っていらした病氣で
この世をあとにされました
それから2ヶ月
またお母さまの背中を思い出す
あの庭に立ったわたしは
もっとたくさん声をかけ
いろんな話をすればよかったと
おセンチになって涙しそうになりました💦
草ぼうぼうのお茶畑を見て
お母さまがひとりせっせと
草を刈りお茶に絡まる蔓を取り
綺麗に管理されている姿を想像すると
わたしも出来る範囲で
お手伝いさせていただこうと
心こめて出来る力を振り絞って
せっせと蔓を取り除き作業をしてきました
それでも2日間では
中途半端で完全にきれいには
お茶畑は現れませんでした😰
生家のお庭は
4月に行った時よりも
綺麗にされていたので
あれからも
足を運ばれていたんだなと思いました
暑い時も寒いときも
お茶畑に愛情を込めるお母さまの
生前のお姿に感動をして帰って来ました
頼ってもらえたら
いつでも飛んで行ったのにな。。。
今回の大変な作業で
人柄は仕事に出ると思いました
いつも
楽しそうな絵顔のお母さまは
地元のイベントに参加しては
野菜やおにぎりなど提供してくださってました
生前のご苦労を少し垣間見た
今回のお茶畑でわたしはまだまだ
家族にとって出来ることは
ほんとにたくさんあるなぁと
ひとり反省会をしながら帰って来ました
この先どれだけ
あのお茶畑に手を入れて
お茶摘みの日を迎えるんだろう
一家をやさしくつつみ
サポートに徹する母さまの
偉大さを実感し感動した出来事でした
母は強し
いつも家族のこと考えて
自分のことは後回し
でもその中から自分の楽しみや
生き甲斐を見つけて楽しく生きてる
女性の縁の下のチカラって
馬鹿にできないほど大きいと思いました
自分の母を見ても尊敬してやみません
さあ!
今日も目の前のお仕事に心込めて
残った命を悔いなく過ごします
どんな人もいつ明日が
なくなるかはわからないもの
今日を楽しく生きる♪
命を輝かせて
ステキな一日をお過ごしください💖